国映館プロジェクトその4

☆新米社長☆

2006年09月05日 04:00


沖縄の戦後復興を象徴する「奇跡の1マイル」と呼ばれた那覇の国際通りは,
観光客の往来が非常に多く,1日約2万人の通行量がある県内で最も繁華性の
高い商業地域である.

沖縄らしさとは?
国際通りの現在は、日本復帰前に生まれた僕らから見れば様変わりしてしまった。
観光客の往来だけが目立ち、その通りで働く多くの「ナイチャー」青年たち
利益追求型の商品・商売の激しい競争と沖縄らしさの無くなった国際通り・・・
その反面一歩、裏通りに入ると「市場(まちぐわー)」のアンマーたちが、相変わらず
包丁をかざしながら危なげなく大声を張り上げ、お釣を間違えても「あぃ、何でかね~!」
と今日も元気に頑張っている。
戦後の混乱期を持ち前のバイタリティーと明るさで沖縄の台所を支えて来たアンマーたち!
その横で働く未来のアンマーたち、何て沖縄らしいのだろう。
何だかほっとする!!
1955年に国際通りに開館した旧国映館は、文化の発信基地として多くの市民に愛され
て来た国際通りのシンボル、この表と裏の世界が通り一歩挟んで混在する現実空間・・・
「嘘で飾られた沖縄と本当の沖縄」その境目をこの「KOKUEIKAN」
取り払ってほしい、「町(マチャーグワー)」を開き「町」を刺激し「町」の賑わいを創出する
沖縄の建築を提案し「公募プロポーザルコンペティションKOKUEIKAN PROJECT」
に応募します。

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