てぃんさぐぬ花!

2007年03月30日

Posted by ☆新米社長☆ at 21:18 │Comments( 0 ) 沖縄のわらべ歌
てぃんさぐぬ花!
「てぃんさぐぬ花」
てぃんさぐぬ花(はな)や
爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ
親(うや)ぬゆし言(ぐとぅ)や
心(ちむ)に染(す)みり

天(てぃん)ぬ群(ぶ)り星(ぶし)や
読(ゆ)みば読(ゆ)まりしが
親(うや)ぬゆし言(ぐとぅ)や
読(ゆ)みやならん

夜走(ゆるは)らす船(ふに)や
ニヌファ星(ぶし)みあてぃ
我(わ)ん生(な)ちぇる親(うや)や
我(わ)んどぅみあてぃ


てぃんさぐぬ花!
「意味」
ホウセンカの花は
爪先に染め
親の言う事は
心に染めなさい

天の群れ星は
数えようとすれば数えられるが
親の教えた事は
数えきれないものだ

夜走る船は
北極星が目あて
私を生んだ親は
私を目あてにしている


読んでみておわかりになると思いますが、すべて八・八・八・六の三十文字による琉歌
形式になっていて、実に見事に親の子供への愛情や人生の教訓を歌っています。
これは親から子供に与えられた教訓歌です。
「てぃんさぐぬ花」はホウセンカのことで、子供たちはこの花びらをマニキュアのように
爪にぬり、楽しんで、あそんでいたそうです。
実際に子供たちとやってみて下さい。青しまぞおり





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