
中城城跡は、太平洋に面した中城湾を
見下ろすことの出来る標高150㍍程の
琉球石灰岩の台地上にあります。
中城城跡は、六連郭の構造になって
おり、西側に正門、東側に裏門を構え
ています。
正門からグスク内に入ると、最初に細長い曲輪が、広がっていて、その左手に、下がっていくと井戸があり井戸の反対側、右手の石門をくぐると樹木が生い茂る拝所に行き当たります。
この聖域を含む一帯が南の郭とされ城壁には、城が戦場となった場合に備えて、狭間が造られて、南の郭を奥へ進むと順次、一の郭、二の郭、そして三の郭、北の郭へと至ります。
三の郭を囲う城壁は、中城城城内全体の石の積み方と異なっていて、護佐丸(ゴサマル)が築いたと言われ、15世紀ごろ勝連城主の阿麻和利(アマワリ)を見張るため、座喜味グスクから居城を移し整備したと、伝えられています。
携帯090ー7166ー5778