1508年、尚真王時代に、日秀上人(ニッシュウショウニン)が金武町の富蔵(フックワ)に
漂着し、金武の金峯山に自ら弥陀薬師正観音三像(ミダヤクシショウカンノサンゾウ)を
安置して、金武観音寺を開いた。
日秀上人は、富蔵(フックワ)に漂着した際、気を失っていて近くで畑仕事をしている
農夫が発見し助けられた、そのとき上人が「ふくらしや」と叫んだことから、漂着
した浜を「福花の浜」と呼ぶ地名語源説が残っている。
戦前、金武の人々は、旅の安全を祈願し、村の大事な拠点でもあり、1934年に、
火災で焼失したが、1940年に村は、山林を売ったり村民から募金をつのい資金
を集め本堂を再興することが出来ました。
金武観音寺は、沖縄戦で寺に逃げ込んだ村民と本堂は難を逃れ現在に至っています。
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